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ここまでは、よくあることですが
この子は、腰をぬかして、後ろ足が動かなくなるそうです。
原因は血流の問題だと思いますが、過呼吸のような呼吸も関係ありそうです。テンションの高さ、つまりは興奮ホルモンの出すぎにも問題あるかもしれません。
分子栄養学では、このような症状の場合 ①過呼吸をコントロールするために亜鉛を摂取 ②血糖値をコントロールして興奮ホルモンを制御する。こととします。
この子は糖質控えめの手作りご飯と亜鉛のサプリメントで症状が和らぎ、腰を抜かすことはなくなりました。
①と②の原理について少し詳しく説明します。
①過呼吸をコントロールするために亜鉛を摂取
眼が痛くなる式だと思いますが
体の中では、CO2(二酸化炭素)をHCO3-(重炭酸イオン)に変更して収納したり、腎臓で排泄したりしています。
この反応には亜鉛が必要であり、亜鉛が不足すると過呼吸が起こるわけです。
②血糖値をコントロールして興奮ホルモンを制御する。
このように、動物の血糖値は食事とともに上下を繰り返していて、それと一緒に、急激な眠気に襲われたり、気分が落ち込んだり、やる気が出たりを繰り返します。
なぜかというと
血糖値が上がるとインスリンというホルモンで下げて、血糖値が下がると興奮ホルモンを出して、血糖値を上げる反応がおきています。その結果、精神的にも下がったり上がったりを繰り返します。
精神的にムラのある人も犬も血糖のコントロールが気分を左右するわけです。