栄養素だけで皮膚病を治療する

フレンチブルドックで時々みられる「体幹に多発する膿皮症」

薬をのんでも、シャンプーしても、手作りご飯に変えても、あまり改善がみられません。

この子は、さらに痒みもあるので、ステロイドやアポキルという分子標的薬をのんで、痒みだけごまかしていた状態で来院されました。

数か月前までは、全身ボツボツする膿皮症だらけでしたが、ドライフードから手作りごはんへ主食の変更と高容量の亜鉛と脂溶性ビタミンで改善。今では、薬も飲まないで良い状態です。

薬を飲まないことで肝臓の数値も改善しました。

なぜこのような治療で治るのかというと、皮膚病の原因に亜鉛とビタミンAの栄養不足が深く多く関係しているからだと考えられます。