免疫介在性溶血性貧血/IMHAの再生医療と栄養療法３

 

罹患すると半数以上が、亡くなってしまうという

免疫介在性溶血性貧血。

当院で、順調な経過の子が４頭います

そのうちの一人、一番最近の子

 

 

自己免疫疾患の子に

幹細胞を移植すると、強力な抗炎症作用によって

自身に対する免疫が解除され、貧血が改善されます

 

状況に合わせて投与回数を決めますが

大抵は３回、正常値に入ればある程度安心できます

この間、ステロイドを減薬していきます

 

 

その後は栄養療法です

ペット用のフードやオヤツは胃腸を崩しやすいので

手づくりご飯と人が食べれるようなオヤツ

脂溶性ビタミンと亜鉛、脂溶性ビタミン等入っている「おなか元気！」

ヘム鉄のヘムの原料になる５ALA「エネアラ」は必須です