カテゴリー別アーカイブ: 日記

あら不思議/犬の炎症性腸疾患/IBDの栄養療法4

  この子もIBDで、ステロイドを飲まないとアルブミンの数値が安定しませんでした。 その他、甲状腺機能低下症で甲状腺の薬をのんでいたり、胆泥症などなどの病気も患っています。 栄養療法前、ステロイドを使っていて体 … 続きを読む

あら不思議/犬の炎症性腸疾患/IBDの栄養療法3

病気の名前ってややこしいことがあります。 今回は、炎症性腸疾患(IBD)のうちのリンパ球性・形質細胞性腸炎が十二指腸で起こっている子のブログです。 こんなこというと、獣医師として恥ずかしいのですが 治療している感覚はどれ … 続きを読む

アレルギー/フレンチブルドック/栄養療法の途中経過2

前回より紹介させてもらっているアトピーの子 コレステロール値の低さから発症しているアトピーです。 サプリを飲みながら、体重を増やして。その後、脂質の負荷をかけています。 現在は最終段階。 牛脂を4分の1かけ1日で摂取する … 続きを読む

犬のしついこい涙焼け治療の基本/食事と栄養

この子は涙焼けが多く皮膚も痒がることで来院。 黄色矢印部分が問題点。 黒茶の涙焼けと、体中の毛の密度が薄く痒い。 主食は手作りで、食材は栄養にもこだわって、たくさんの種類を与えているのに、治らないとのことで困ってらっしゃ … 続きを読む

子猫の奇跡2/再生医療【キズの写真/閲覧注意】

  この子は、植物のツルで肢を縛ってしまって、あやうく断脚しないといけないことに。。 心ある飼主さんに拾われて来院。   矢印のところでツルに縛られていたところを保護。 時間がだいぶん経過していたため … 続きを読む

アレルギー/フレンチブルドック/栄養療法の途中経過

  数回前のブログで取り上げたアトピーを患うフレンチブルドック。今回のブログはその途中経過 →数回前のブログはコチラ 全体的に毛色が濃くはっきりとして少し若返った印象。 元気よくなったそうです。   … 続きを読む

あら不思議/犬の炎症性腸疾患/IBDの栄養療法2

    IBDの治療に重要なポイントは、炎症を抑えるほかに ①未消化物を少なくする ②腸粘膜を強くする。消化能力を整える。 の二つに要約されます。   ①は、主食を選ぶことが中心で ②は、サ … 続きを読む

あら不思議/犬の炎症性腸疾患/IBDの栄養療法1

    この子は、3年前から、リンパ球・形質細胞性腸炎という炎症性腸疾患(IBD)の1パターンの病気と診断されました。 症状は難治性の下痢で、体のタンパク質、特にアルブミンがなくなっていってしまいます … 続きを読む

慢性の下痢や皮膚病には高濃度亜鉛を含有した「胃腸の栄養集めたサプリ」を使用しています。

    この子は すぐにお腹がゆるくなって、皮膚病はずっと。 典型的な炎症体質です。 飼主様も食事を突き詰めていて、下痢は少なくなったけど、あと一歩のところで、皮膚病が上手くいきません。 フケ。。 ま … 続きを読む

栄養素だけで皮膚病を治療する

    フレンチブルドックで時々みられる「体幹に多発する膿皮症」 薬をのんでも、シャンプーしても、手作りご飯に変えても、あまり改善がみられません。 この子は、さらに痒みもあるので、ステロイドやアポキル … 続きを読む

ご飯を変えるだけで涙焼けが治る場合があります。

    ふるせ動物病院の栄養療法で、まずやってもらううことは、血液検査と主食を正しいものにすることから。 今回は正しい主食について。 正しい主食とは、自然な形で消化吸収できる食べ物です。生き物は何億年 … 続きを読む

ペットの弱い体質はこれが原因?/アミノ酸キレートミネラル(鉄や亜鉛)を考察

  サプリメントは日々進化しています。 より自然なカタチにすることで、胃腸に負担をかけることなく、しみわたるように吸収されることが一番の目標です。 我々生物が何十億年かけて進化してきた吸収形態です。 しかし、ド … 続きを読む

ドックフードジブシーはこうやって作られるのではないか

  ‘’ジプシー(gypsy)は、一般にはヨーロッパ(欧州)で生活している移動型民族を指す民族名。転じて、様々な地域や団体を渡り歩く者を比喩する言葉ともなっている。‘’Wikipediaより ペットフード選びに … 続きを読む

脊髄梗塞/線維軟骨塞栓症には脂肪幹細胞移植が最適かと思います。

    この子は, 神経学的検査とMRIで、グレード5の後躯麻痺、脊髄梗塞(線維軟骨塞栓症)と診断されて来院。 骨を思いっきり、つまんでも痛みがない状態です。もちろん、後ろ肢は麻痺しているので足を動か … 続きを読む

犬の痒がる体質 / 栄養療法的な血液検査の見方

    この子は1歳10か月で、皮膚の痒みが強く 特にシャンプーした後に、皮膚がガサガサになる体質です。 確かに皮膚がやや弱そうに感じます。 血液検査では、このような体質を見ることが可能です。 &nb … 続きを読む

猫の腎不全と再生医療/栄養療法/補完代替医療

  今回のブログは 猫の腎不全 この子は クレアチニンが13.6㎎/dL以上と機械で測れないくらい悪い腎不全でした。しかも、1週間ほど点滴入院してきたあとの数値です。   普段からこんな高値では生きて … 続きを読む

角膜が原因だった緑内障の治療

      犬の緑内障の原因の多くは、炎症産物が目詰まりすることによって、眼圧が上がると考えられています。 ※緑内障は眼圧が上がる病気で、白内障は水晶体レンズが白くなる病気です。 &nbsp … 続きを読む

大発見/意外と胆嚢治療したら眼が治る/栄養不足

      筋肉を作りたいなら、蛋白質と運動。 脳を動かすには、チョコレートなどつまみながら、ビタミンB群飲んで動かす。 美容のために、美肌コラーゲンを作るには、鉄と蛋白とビタミンC &nb … 続きを読む

猫の奇跡

激しい雨の日に、道端で痩せこけてフラフラと歩いていたところを心ある飼主様に拾われて来た猫ちゃん。 命拾いしたものの、左眼の全体に炎症があり失明寸前。   眼が痛くて元気がない。。 半ば。眼球が片方なくなるだろう … 続きを読む

犬の鼻と栄養/色が薄く/ピンクに。。

    昔は鼻が黒々としていた子が 急に薄くなるときがあります。   銅が不足していると教科書には書かれているわけですが 正直、銅ではないような気がします。 鼻の色が薄い子は,アレルギー体質 … 続きを読む