カテゴリー別アーカイブ: 日記

免疫介在性溶血性貧血?(IMHA)が治る?

  免疫介在性溶血性貧血(以下IMHA)という病気は血管の中で 赤血球を壊してしまう自己免疫疾患で ほとんどが発症して50日以内に 亡くなってしまう おそろしい病気です。   それは 診断が難しく。 … 続きを読む

後ろ足が急にうごかなくなった

たくさん動物を見てると なんとなく 犬が痛みを訴えるときの顔が わかってきます。 痛いときはこんな感じで。 他にも へぇへぇしたりします。   逆に痛みがなくなると こんなにかわいい顔にもどります。 &nbsp … 続きを読む

亜鉛が不足しやすい状況(3つあるうちの3つ目)

前々回、前々回に引き続き 犬で亜鉛が不足しやすい状況を解説していきたいと思います。 ラストです。   ◇3つ目 食生活に問題がある   三大栄養素のうち 炭水化物は 体に糖として吸収されるでんぷん。 … 続きを読む

亜鉛が不足しやすい状況(3つあるうちの2つ目)

前回に引き続き 犬で亜鉛が不足しやすい状況を解説していきたいと思います。   ◇2つ目 薬の解毒に大量に消費してしまう。   お酒に強い人と弱い人では なにが違うか 知っていますか? 肝臓や胃で 解毒 … 続きを読む

亜鉛が不足しやすい状況(3つあるうちの1つ目)

犬の血液検査で栄養の量を解析して 見ていると ドックフードを食べていても亜鉛が不足する場合が 多いと感じています。 それには大きく分けて3つ原因が考えられるます。   ◇1つ目 添加されている亜鉛が吸収されない … 続きを読む

皮膚と栄養

この子は ここ数年、皮膚炎が治らずに 困って 来院されました。   とても特徴的に 禿ていて ホルモンの病気と 痒みの強さやしつこさ からアレルギーも疑われます。   そこで ホルモン検査と一般血液検 … 続きを読む

【手術写真注意】子宮蓄膿症とういう病気

犬は 避妊手術を受けさせないでいると かなり高い頻度で 子宮蓄膿症という病気になります。   根本の原因として 子宮に異常があるわけでなく ホルモンの異常 つまり 卵巣の異常や ホルモンを受け取る子宮の異常 に … 続きを読む

犬の避妊手術をうけさせるべきか? 自然でいたいし

やっぱり自然に飼いたいし かわいそうだし でも、みんな手術させてるし なんだか迷う。。。 そうです。 避妊手術をするかは迷います。   獣医師としては 迷ってる飼主様に 無理矢理 手術をさせることはありません。 … 続きを読む

悲劇。パンツ。はかされました。。

今回は 「猫とパンツについて」 ではなく 骨折についてです。 この子は 外で生活していて ある日みると 急に元気なく 歩き方がおかしいと 保護され 動物病院にやってきました。 若い猫の骨折は 治りが早く 安静にそして 軽 … 続きを読む

ガン治療のカギはコレステロール

  ガンになれば コレステロール値は高い方が 良いです。   コレステロールは 抗ガン作用に働く ビタミンDの原料であり 健康な体に必要な ホルモンやコエンザイムQ10など 様々な体の原料となります。 … 続きを読む

【手術写真注意】申し訳ない手術

大きくなったガンは 動物自身の免疫から 逃れようとする力が強くなります。 そして、体の命令を無視して 体からたくさんの 栄養を奪いながら 大きくなりつづけます。 ガンが大きくなるのを止めるために できるだけ、小さくしてい … 続きを読む

「足を失うか」の最終選択は。。。残す。。

写真の子は 手の甲に腫瘍ができて 少し様子を見ていたら、 アッというまに大きくなり 足をまるごととらないと 完全に腫瘍を取り除くことが できない状態となっていました。 このガンの 増殖スピードは すさまじく早く 手の甲の … 続きを読む

「足を失うか」の最終選択は。。。

犬や猫の足は4本。 前足が 体重のほとんどを支えて 後ろ足が 前へ進む推進力を作っています。 その役割分担のため 犬や猫の足は人より細い作りになっています。 もし仮に 足のさきに質の悪いガンができてしまうと 足の細さ 足 … 続きを読む

フードが合っているかどうか家庭で判断する方法

そりゃ フードを 食べたら嘔吐する。下痢をする。 合ってないのは 簡単に判別できます。 でも、下痢や嘔吐がないのに 涙焼けが多い 足先が痒くなる 耳がすぐ痒くなる なんだか元気がない。 こんな症状に該当すること ありませ … 続きを読む

手作りごはんとドライフードについて動画をあげました。

栄養素が十分足りているとされている ドライフード。 ドライフードだけ食べてても タンパク質が不足していたり コレステロールが不足していたり 亜鉛が不足していたり 鉄が不足していたり ビタミンDが不足していたり。。 栄養素 … 続きを読む

【手術写真注意】再生医療を使ったハイクラス手術

キズくっつくかなー? 治らないかもなー? 大丈夫かなー? この子は 腸コロナウイルスという 下痢を起こすウイルスに感染。 3か月間 ずっと下痢をしていていたようです。 下痢をほっときすぎて 腸が激しく動き 腸が腸を飲み込 … 続きを読む

【手術写真注意】難しい手術をしたけどしないに越したことないという話

アンチエイジングや美容でも重要と考えられている栄養素 脂質。 控えすぎると 必須の脂質や 脂溶性ビタミンも不足して 肌はガサガサ、ガンをはじめ様々な病気の元となります。 このような脂質は 胆汁の助けによって体に吸収されて … 続きを読む

とっても珍しい症例と栄養療法

あれ?どこ?タマタマはどこ? タマタマが玉袋にありません。 正常であれば、 男の子のタマタマは、生まれた直後にお腹の中から玉袋に移動してくるはずです。 この子の場合、どうやら、 ふたつともお腹の中に残されたままのようです … 続きを読む

猫の採尿と結石におすすめのフード

おっしこを調べることは、病気の早期発見や予防に役立ちます。 尿がうすすぎたり タンパク質が多ければ 腎臓が悪い可能性 PHがおかしいと結石の危険性 があり 尿に糖が出ていると 糖尿病です。 下の写真は自宅でPHを図ってい … 続きを読む

幼少期からの繰り返す下痢

あわないフードを食べると下痢と血便をするか お尻の穴が真っ赤になる 2歳になっても安定しない状況でした。 アンチエイジングや再発予防の観点からも、体質を改善しておくことが重要であると飼主様の理解を得て、血液検査とアレルギ … 続きを読む